同じマントルピースでも、合わせる家具と装飾品で、宿る空気は驚くほど変わります。chante が大切にしている 6 つのスタイル系列のうち、3 つの軸で飾り方の物語を描いてみましょう。
Style Français ── 華やかで気品ある王道の法式。マントルピースの上に、金縁の大きな鏡を立てかけ、左右対称に燭台を配します。中央には淡い薔薇を一輪挿しで。床にはクリーム色のラグ、傍らには猫脚(カブリオール脚)のサイドテーブル。すべての要素に曲線と装飾が宿り、部屋全体が一幅の絵画のように完成します。
Bridgerton や Marie Antoinette といった時代劇映画・ドラマの世界観に憧れる方に。
Idyllique ── 田園的で、北欧の温かみを纏った牧歌スタイル。マントルピースは漂白した古材のような淡いオフホワイトを選び、その上にドライフラワーのスワッグ、素朴な陶器、籐のバスケット。装飾は控えめに、自然素材の質感で空間を満たします。北欧家具と組み合わせても違和感なく、繊細すぎる装飾に少し怯む方にとって、もっとも入りやすい入口になります。
Élégant Moderne ── 現代の都市生活に溶け込む、洗練された優雅さ。フォルムは古典でありながら、合わせる小物はモノトーンで統一。黒い燭台、グレーのリネン、シャープな額装のモノクロアート。曲線と直線が静かに対話し、ホテルライクな緊張感ある美しさが生まれます。
他にも chante には、三つのスタイル軸があります。Baroque は重厚な装飾美が魅力で、深い色の家具やブロンズ調の小物と組み合わせれば、劇場のような迫力ある居間に。Style Industriel はヨーロピアン・ヴィンテージで、レンガ壁や黒鉄パーツ、古びた革ソファと響き合い、都市的でドラマティックなムードを宿します。
Provence は南仏の素朴な温かさで、ラベンダー色のリネン、テラコッタの陶器、漂白された木肌とともに、穏やかな田園のリズムを描き出してくれます。「自分はどの物語の住人でありたいか」── そう問いかけながら、合わせる一台を選んでみてください。